70歳男性の死亡事故で示談金3300万円となった事例

【相談前】
依頼者は事故で死亡された男性の兄弟の方であった。被害者は独身であった。保険会社の窓口が弁護士になったので、依頼したいとのことであった。

【相談後】
保険会社の弁護士と直ちに交渉。相手弁護士は、被害者にも過失があるとして、2割の過失割合を強く主張した。
防犯カメラの映像を入手できたので、この映像を基づいて、交渉をか重ねた結果、過失割合1割で合意した。

また、遺族である兄弟3名分の慰謝料、逸失利益等はこちらの請求どおり認められた。

【弁護士コメント】

交通事故の場合は、過失割合が激しく争われます。
過失割合は、交通事故の専門書籍(「判例タイムズ38」)を参照しながら、刑事記録等を精査して交渉する必要がありますので、
弁護士に依頼しておいた方が絶対によいです。この事件の保険会社の弁護士も過失割合2割を強硬に主張していました。
過失割合2割と1割では、何百万円も違いますので、絶対に譲れません。

また、本件では遺族は兄弟姉妹でしたが、兄弟には慰謝料を認めないとする保険会社の主張もときおりみられます。
交通事故の場合、裁判例をしっかりリサーチした上での交渉が欠かせません。

死亡事故の場合は、遺族の方も突然の不幸にあわれ、補償交渉どころではないと思います。

ぜひ、弁護士にご依頼ください。