介護施設と500万円で和解解決した事例

【相談前】

介護施設のデイサービスを利用していた父親が帰宅して直ぐに亡くなったとのご相談。自宅に到着した際、職員から朝から息が苦しいと言われていましたとの伝言があったが、施設の対応に納得できない点もあるとのこと。

【相談後】

リサーチしてみると、利用者は朝から息苦しさを訴えており、施設の看護師も血中酸素濃度を計っており、基準値を下回る状況があったことが判明した。

医師の診断や判断を仰ぐなど適切な処置をしていなかったとして施設側と交渉を重ねた結果、解決金500万円を施設側が支払うことととなり、示談解決した。

【弁護士コメント】

・介護施設は、高齢者が利用する施設ですから、利用者の健康や身体の安全を守る善管注意義務を負います。

・本件では、看護師がいたにも関わらず、適切な治療を受ける機会を逸してしまい残念な結果を招いてしまいました。

・医療過誤事件では、過失行為と結果(死亡や発病等)との因果関係の立証が大きな争点となりますが、本件でも因果関係が争点となる事案でした。

・医的因果関係は、医的文献や専門家の知見が重要なエビデンスとなります。